塩化ビニル・アクリル系ハイブリッド樹脂 ビニブラン700シリーズ

ビニブラン700シリーズは、乳化剤を一切使用せずにアクリル水溶液等を保護コロイドとして当社独自の技術により重合した塩化ビニル系エマルジョンです。

特徴

  1. 乳化剤を使用していない為、耐水性に優れる
  2. アルコールを溶媒とする事で、常温成膜が可能
  3. 微粒子径の為、光沢のある透明な皮膜を作成することが可能
  4. 分散性に優れ、顔料他各種添加剤との混和性が良好


700シリーズ概念図

700シリーズ概念図



基本物性

基本物性
グレード 粘度
(mPa.s/23℃)
pH 平均粒子径
(nm)
ガラス転移温度(Tg)
(℃)
最低造膜温度(MFT)
(℃)
酸価
(KOHmg/g)
700 50 7.5 30 70 80 57
701 50 7.5 30 73 80 46
715S 30 7.5 90 25 8
735 ≦50 8 100 42 45
745 ≦50 8 70 57 58 50

各種溶媒耐性試験

試料
ガラス板にバーコーターNo.22で塗工
100℃×5分乾燥
試験
フィルム上に純水・アルコール・可塑剤を滴下し24時間後状態を観察する。
 271700701715S
純水 白化 変化無し 変化無し 変化無し
アルコール(メタノール) 白化 変化無し 変化無し 変化無し
可塑剤(DOP) 膨潤 変化無し 変化無し 変化無し

例)純水に浸漬

各種溶媒耐性試験

溶剤混和性

グレードに各種溶媒混和後の増粘・ゲル化の有無の確認。
試料:各ビニブラン7重量部、純水5重量部、各溶剤2重量部にて調整した。

溶剤700701715S
Methanol/Isopropanol
Diethylene glycol/Triethylene glycol
Diethylene glycol mono n-butyl ether(with IPA) △~×(○) △~×(○) △~×(○)
2-pyrrolidone/N-methyl pyrrolidone
Triethylene glycol mono-n-buthyl ether
1,5 Pentane diol
MEK
MIBK × ×
  • ○ : 混和可能
  • △ : 粘度上昇
  • × : ゲル化

各種プラスチック基材密着性

配合
試料:ビニブラン:IPA:ジエチレングリコールnブチルエーテル=10:5:5
塗工:各基材にバーコーターNo.6で塗工
乾燥:100℃×30秒
評価
密着性:テープ剥離試験、状態を観察する
○:変化無し、△:一部剥離、×:全面剥離
耐摩擦性:ガーゼにてラビング試験実施(荷重200g×30往復)、表面状態を観察する
○:変化無し、△:一部剥離か白化傾向、×:全面剥離か完全白化
耐水摩擦性:水をガーゼに浸し、ラビング試験実施(荷重200g×30往復)、表面状態を観察する
○:変化無し、△:一部剥離か白化傾向、×:全面剥離か完全白化
耐アルコール性:IPAをガーゼに浸し、ラビング試験実施(荷重200g×30往復)、表面状態を観察する
○:変化無し、△:白化傾向、×:完全白化か拭き取られる
耐水性:塗工した基材を常温水中へ浸漬し1時間静置後状態を観察する
○:変化無し、△:白化傾向(半透明)、×:完全白化
 アクリル水溶液700701715S
PET 密着性
耐摩擦性
耐水摩擦性
耐アルコール性 ×
耐水性
PVC 密着性
耐摩擦性
耐水摩擦性
耐アルコール性 ×
耐水性
アルミ 密着性
耐摩擦性
耐水摩擦性
耐アルコール性 ×
耐水性
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