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σ:表面張力   △P:圧力差   r:キャピラリー半径 13液体の分子が分子間力により凝集しようとする力が働き、できるだけ表面積が小さい状態になろうとすること⇒ この性質を界面張力と呼び、特に液相/気相間での場合を表面張力と呼ぶ。時間の経過により平衡へ向かう表面張力を「動的」、平衡状態を「静的」という⇒ 一般に動的表面張力は静的表面張力よりも高く、ぬれにくい傾向にある。静止した界面の表面張力を測定する「静的表面張力」とは異なり動いている界面の表面張力を表す。実際に「ぬれ」を考える場面では液体が撹拌・循環・塗布などで流動していることが多く、より実際に即した「ぬれ」の指標である。液体の固体表面への濡れやすさを表す。濡れやすい表面(濡らしやすい液)の場合は接触角が低くなり、濡れにくい表面(濡らしにくい液)の場合は接触角が高くなる。プレートが液体の表面に触れると、液体がプレートに対してぬれ上がり、プレートの周囲に沿って表面張力が働きプレートを引き込もうとする。この引き込む力を読み取り、表面張力とする。Explanation of Terminology用語解説◯表面張力(静的・動的)◯動的表面張力◯接触角◯静的表面張力 Wilhelmy法(プレート法、垂直板法)σ= △P・r2用語解説・測定方法

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